出典:https://www.youtube.com/watch?v=QxjmjMADoiQ
<要約>
・ある討論
お金持ちは税金によって貧乏人の生活を手助けするべきかという討論の中で年収1,200万円以上の家庭に子供手当は必要なのかという問題が挙げられた。
・年収1,200万円は大したことない
年収が1,200万円の時、月収は100万円。
税金等を差し引くと、手取りは月75万円くらい。
都内に住む場合、家賃は月に30万円くらい。
駐車場代が月5万円くらい。
子供の教育費が月10万円くらい。
夫婦のお小遣いが月15万円くらい。
その他にも色々とお金がかかる。
したがって、年収1,200万円の場合、月に10万円(年間120万円)くらいしか貯金をすることが出来ない。
そして、会社員として年収1,200万円くらいを貰えるようになるのは40歳くらい。
だから、そこから60歳くらいまで働いても20年で
120万円/年 × 20年 = 2,400万円
くらいしか貯まらない。
よって、年収1,200万円の人はお金持ちではない。
・子供手当を減らすのは良くない
教育にお金をかけてもらえた子供は貧しい家庭で育てられた子供よりも将来的にお金を稼げるようになりやすい、すなわち納税者として優秀になる確率が高い。
また、年収1,200万円以上で子供手当が出なくなると、年収1,200万円以上の家庭はお金を理由に子供を作りにくくなる。
だから、年収1,200万円くらいの家庭には子供手当を多く出した方が良い。
・身分が固定化した社会構造
金融資産が億を超えている人の場合、全く働かなくても資産運用によってある程度の収入を得ることが出来る。
そういった人々からお金を取った方が良い。
しかし、日本は金融資産を多く持つ人々に対する税率は低いままで、一生懸命働いて年収1,200万円という人々に対しては高い税率を課す。
したがって、お金持ちは得を出来るが、庶民はどう頑張ってもお金持ちになることは出来ないという仕組みになっている。
そういった社会構造は変えていかないといけない。
・ロシアの税制
ロシアでは税率が13%と固定されている。
したがって、いくらお金持ちになっても税率が変わらない為、お金持ちが得をする。
・フランスの税制
フランスには資産課税がある。
1億円以上の不動産を所有している場合は固定資産税が高くなる。
つまり、労働者からお金を取るのではなく、資産家からお金を取るという仕組みになっている。
・日本の税制
日本では政治家が損をしないように資産課税が適用されない。
また、そのような話題すら沸かないように仕向けられている。
そして、消費税はどんな人でも払わなくてはいけないが、税率が上がっても反発する人は少ないので今後も税率は上がっていくと思う。
<この配信への反応>
稼げば稼ぐ程所得税で取られていく……
考えれば考えるほど税金取りすぎで草生えない
格差是正する気皆無でおもろい
ちゃんと世間にこういう事実を広めた方が良いかと。
これが格差社会が激化する仕組みなのか